「フェライトコアは意味がない、魔術だ」みたいな事を言われがちですが、そんなことはありません。使い方を誤っていたり、そもそもノイズが配線から来ていないのを混同しているだけです。

Q&A: フェライトコア自体の性質について

HowTo: AMラジオを使って、本当にノイズを出している機器を特定する

以下4つのステップで、ノイズ源を特定し、その機器だけにフェライトコアを付けます。信号線、ギターシールドケーブルに付ける必要はありません。シールドされているからです。

電磁放射ノイズは、ギターのピックアップやシールドされていないキャビティ内のジャック、ボリュームポット、スイッチの端子から入ってきます。いくらピックアップがハムバッカーでも、アクティブ(ローインピーダンス)でも、途中がガラ空きでは意味がありません。

そして、ピックアップで拾ってしまったノイズを後から消すことはできません。楽音(サウンド)に影響を与えず、都合よくノイズだけを消すなどということは不可能です。

なので、そもそもノイズを出している機器をやっつける必要があります。

  1. AMラジオでノイズ源を探す
  2. ノイズ源のケーブルを外してみて、変化を読み取る→その様子をスマホで撮影しておく
  3. ノイズ源のケーブル径に適合するフェライトコアを調達する
  4. フェライトコアをケーブルの機器側のコネクターに近い位置に装着し、再度撮影して、施術前と比較してみる
  5. 結果を考察し、次の対策を練る

1. AMラジオを起動し、空きチャンネルに設定して、コンセントや電子機器に近付ける

01_テレビアンテナからプップッというノイズ.mp4

動画では、まず部屋の壁沿いに設置されている2本の白いケーブル(テレビアンテナ線、LANケーブル)にラジオを近付けると、ギターの中域くらいの音高で「プップップップップップッ…」という音が、テレビアンテナから発せられている事が分かります。

次にコンセントにラジオを近付けると、先程のプップッに加えて「キッ…キッ…」という途切れ途切れの高い音が、光回線の中継装置から発せられていることが分かります。